中学受験理科の知識整理はこれ!本気で成績急上昇しました!

これは、灘中学校・開成中学校・ラ・サール中学校へ合格した息子Pのお話です。
5年生までは四谷大塚の「予習シリーズ」をベースに自宅学習、6年生から塾へ通い始めました。

 

塾に通っていると、小学5年生の2月から6年生カリキュラムが始まります。

〇〇中学と名のついたテストも増え、合格・不合格判定の対象となるテストも増えます。

それらは範囲があるテストではなく総合テスト。

これまでは範囲の勉強をしていたらよかったのですが、これからは今までやっていたことの総まとめテストになります。

算数や国語は暗記の部分があまりないのでまだよいのですが、理科や社会は忘れていることも多いと思います。

 

全国的にも知られている四谷大塚の合不合判定テストの第1回が4月に毎年ありますが、その前の2月に受験した英進館の「第1回久留米附設中・ラ・サール中オープン模試」理科が大撃沈

数字にすると偏差値51

これはまずい。。。

4月の合不合判定テストまでにとりあえず一通り網羅させてこれまでの知識の整理をしようと最初に手に取ったのは

四谷大塚の「四科のまとめ」の理科。

ペコ
「よんまと」とも言われ中学受験生の間では有名な問題集です。

参考書や問題集は子供の勉強スタイルとの相性もあるので、これは私の個人的な意見ですが、

ぱらぱらとめくってみても

これでうちの子知識整理できる?

成績アップの予感がしてこない…

と思い、少しだけ手をつけさせてはみたもののすぐにやめました。

他に試してみようと思ったのが、これも有名な「塾技」!

 

カラーで見やすく、よくまとまっていて、それなりに演習問題もあるので良いと思います。

しかしこれは、ある程度基礎知識の土台をしっかりとしてから、最終的な確認として使用した方が良いのではないかと思いました。

 

最終的にたどりついたのがこちら!

「教育開発出版株式会社」の塾用教材です。

ホームページには見本pdfがあります。

SAPIXなど大手中学受験教室で使用しているとかで、良さそうな気がして、私はラ〇マやメ〇カリなどで探して未使用品を購入しました。

ペコ
私が購入したものは少し古いので、最新のものとは表紙のデザインが異なりますが、支障ありませんでした。
ステージⅠが小学4年生相当、ステージⅡが小学5年生相当、ステージⅢが小学6年生相当です。
それぞれのステージは30くらいの学習単元に分かれていて、1単元は「要点のまとめ」と「要点のまとめ」にそった基本問題で構成されています。
そして、いくつかの単元毎にいくつかの単元にまたがる総合的な標準問題実際の入試問題を中心に構成された発展問題が用意されています。
標準問題や発展問題では、「要点のまとめ」では学習していない内容を、それを解くためのポイントと共に出題しているので、実践的な知識や考え方を定着することができます。
本にもそう書いてありますが、その通りでした。
コロナもあり、まとまった時間をとりやすかったのもあって、2月から4月までの2ヶ月間でこの3冊を90%ほどやり終えました
ちょっと無茶なスケジュールとなりましたが、息子もよく頑張ったと思います。
ほぼ同じ母集団のテストで比べるのがわかりやすいと思うので、
「第1回久留米附設中・ラ・サール中オープン模試」
理科偏差値51
「第2回久留米附設中・ラ・サール中オープン模試」
理科偏差値70
ウソみたいなホントの話です。
そしてその後も理科はこのまま推移しているので明らかにこの3冊でなにかをつかんだと思います。
第1回合不合判定テストでも理科の偏差値は70を超えていて、第2回・第3回とその後もずっと70を超えていました。
たぶん、私と同じように、どうやって知識整理させようとか悩んでいる方も多いと思い、息子Pの場合とても効果的だったので、おすすめしたいと思い書きました。
やはり基礎を固めることは大事だと思います。
4年生に戻るとか遠回りのように思えて、実は一番近道だったりもします。
ある程度短期集中でやった方が良いと思いますが、うちの場合は気づくのが遅かったのもあるので、少し余裕をもって、6年生の4月までにはステージⅠ(4年生相当)・ステージⅡ(5年生相当)を一通り終えて、ステージⅢもちょっとかじるくらい、そして残りのステージⅢは塾のカリキュラムと重なる部分もあると思うので、それに合わせながら進めていくという使い方もいいと思います。
必ず1冊1冊を最後までやること
途中つまずいてもとりあえず最後まで進めること
わからなかったら2週目でできるようになればいいので最後までとりあえず進めた方がいいと思います。
既に何かに取り組んでいるのであればそれを最後まで進めるのがいいとおもいます。
ひとつの選択肢として参考にしていただければ幸いです。
もうひとつ理科でおススメの本があります。
参考書のような問題集のような・・・
得点するための学習方法はテーマによって異なり、点を取るためには順番があります。
単純に覚えるだけで得点できるテーマ
仕組みの最重要ポイントを、理解しなければならないテーマ
さらに、正解する練習を重ねて、身につける必要があるテーマ
この3段階に基づいて
物理(電気)の基本のすべて
物理(力学)のうち、「ばね」「ふりこ」「浮力」
地学(天体の動き)のうち、「太陽の動き」
化学(化学計算)の基本となる、「水溶液の覚え方」
について17日間の授業として取り上げられています。
気軽に読めるので理科に対する苦手意識がなくなり、根本的なところから理解できるようになった気がします。
続編も2021年11月19日に発売しています。